幌尻岳2052m~その1
昨日は仕事を終えてから18時過ぎに札幌のレンタカー屋で車を借りたが、カーナビが使い辛いヤツで、行き先設定をしていたら結局動き出したのは18時半、ホテルに寄って荷物を積んで街を出たのは19時近かった。
日高の「道の駅」のすぐ近くの「小林旅館」0145-76-2760 まで、見込みは3時間。が、飛ばしたお陰で2時間チョイで着いた。少し手前のセイコーマートで晩飯と翌日、翌々日の山での飯を仕入れて宿に入ったのは21:10くらい。まずは風呂に入り、部屋でビール飲んで飯を食いながら荷物の整理。外は小雨で寒いくらいだが、殺風景ながら機密性の高い部屋は窓を開けても暑い。ここの少し北は占冠。寒さ対策しか考えないんだろう。
朝は目覚ましかけずユックリ寝て、起きたら8時過ぎていた。夕べ、寝たのは23時くらいか。
外は雨。参った。この雨だと沢が増水して登れないと思う。テレビをつけて天気の様子を見ながら準備をして9時前に宿を出る。宿のおばさんに“雨が降っているから山に行くのは諦めようかと思っている。”と話したところ、この辺りの天気は少し離れると違うから行ってみろ、と言う。ひとまず目の前の「道の駅」に行って暖かい缶コーヒーを飲んで時間を待って、9時になったところで平取町山岳会に電話して様子を確かめたところ“朝の無線では問題ないとの連絡があった。登って来い、と。”とのこと。下界は雨でも山は大丈夫らしい。
因みにこの登山家事務局の電話に出る女の人、元気だが能天気。小屋の予約をしたときは2泊目を断られ“来なくてもいいよ”くらいの雰囲気だった。今回はこちらの心配を他所に“ダイジョォ~ブ!!って”感じ。
9時過ぎの日高「道の駅」を出たが、幌尻岳への道がカーナビにが出てこないからひとまず振内のセイコーマートを目指す。30分くらいで振内の手前に幌尻岳方面の案内看板があり、これを左折して山に入っていく。じきに結構な山道になる。
これはひどい道。砂利道に深い穴がボコボコ開いている。そこに泥水が溜まっていて運転していてもよく判らず、時々ボコッボコッと穴にはまる。それを気にせず飛ばしていたら10:20、左前がパンクしてしまった。こんなところで携帯も通じず、かと言って擦れ違いも出来ない山道。仕方なく少し戻って若干道が広くなっているところで車を停め、タイヤを替える。
手を泥だけにしてどうにか左後ろのタイヤを左前に、スペースセーバータイヤを左後ろにつけ、タイヤ交換が終了。10:50に再度走り出す。
11:20 登山口となる駐車場に辿り着いた。ここから先も林道は続いているが一般車はここまで。駐車場には団体バスと普通車が7台くらい。ワゴン車から年配の夫婦が降りてきて話をすると、宿泊を申し込んだら満杯で断られて今日は車内泊するそう。明日の朝早くに出て頂上を日帰りで目指すそうだ。でも頂上日帰りは辛そうだなぁ。そこにバスから運ちゃんが出てきた。聞くと、宿泊申し込み電話に出るのはバイトのネエチャンで、山や小屋のことは全く知らん人で結構冷たいそうだ。そこで断られても小屋まで行くと泊めてくれたり、テント禁止と言いながら小屋が一杯だと張らせてくれたり、小屋番はもう少し優しいらしい。あと、ここから日帰りは可能だそうだ。かなりきついようだが。結局、夫婦は明日の日帰りにするということで、失礼して先に出ることにした。
因みにバスの運ちゃん、団体が山に入っているときは何があるか判らないから、間の日も毎日来て、12時から17時まで待機しているそうだ。これはこれで大変だ。
12:00 いよいよスタート。朝飯を食べていなかったのでオニギリを1個食ってから歩き始める。水を2.5リットル背負って、リュックは16.5kg。
12:30 額平川沿いに登ってゆき、奥幌尻橋を通過。ずぅっと砂利の林道。かなり長い。
13:30 河の左岸を歩いていたが橋があって右岸に渡った。と思ったらすぐに取水ダム。ここにテントを張って日帰りする人もいるらしい。ここからは山道。また右岸に戻り先へ進む。
13:50 最初の渡渉地点。少し前に足元にリスがいて、気付いたら慌てて逃げていった。でもエゾリスでなくてシマリス。珍しい。
ここで沢靴には着替えていると駐車場に後から入ってきた小柄のオジ(イ)サンが追いついてきた。地下足袋で身が軽い。そのまま草鞋の底にフェルトを貼ったようなのを付けて、目の前をザブザブ渡っていった。こちらは靴自体を履き替えるから少し時間がかかる。
14:05 履き替え終了、スタート。
水は深いところで膝の上。水量が多く流れが早いが岩を探しながら歩く。さっき降りてきて擦れ違ったオジサンは“腰まで水に漬かった”と言っていたが、それは渡り方が下手。所々深いところはあるが探せば膝までで済む。水は物凄く綺麗。が、とても冷たい。

14:50 小休止。JALのラウンジから持ってきたアラレ煎餅を食う。
15:00 再スタート。
15:35 幌尻山荘に到着。ここのすぐ手前まで沢だった。
小屋の前に敷かれている青ビニールシートに荷物を下ろして一休みしようとしたら、途中で追い抜かれた地下足袋オジサンが横に陣地を取っていた。他には10人くらいの団体が2組、2人連れが3組くらい。先客は合計20名ってとこか。
小屋の手続きだけしてオジサンと茶飲み話。この人、もっと年配かと思ったが61才。言葉が京都っぽいと思ったら、やはり京都生まれ。少し前まで滋賀県に住んでいたが今は山梨の北斗市在住だそうだ。聞くと、中京区の郵便配達をしていて去年定年となり、山に登りたいがために84才のお母さんを連れて二人で引っ越したそうだ。凄い…。
で、普段は近くの山に日帰りに登っているが、今回は滋賀県にいるお姉さんにお母さんを頼んできたとのこと。
山は二十歳くらいから始めたらしいが、39才から20年ほどはマラソンをしていたと!別府マラソンでは瀬古や中山と走ったという。持ちタイムも2時間30分というから、本当のアスリートだったようだ。
そんなこんなと山やマラソンの話をしていたらスッカリ時間がたち、17時を過ぎていて晩飯の支度をする。話をしながらオジサン、プラボトルに入っている日本酒をご馳走してくれた。挙句の果てに、トイレに行ったかと思ったら缶ビールを2本買ってきて、これもご馳走になってしまった。お礼にJALのあられをツマミに提供。
晩飯は乾燥白菜入りカップラーメンとオニギリ1個。
飯を終えて荷物を片付け、身の回りのものだけサブザックに入れ、あとは小屋の裏の倉庫みたいなところに仕舞う。オジサンにご馳走と話のお礼と言ってそれぞれの指定された寝床へ。
18:50就寝。ウトウトしていたら20時に小屋が消灯となった。
斜里岳1547m(その2) 登頂
カーテンを開けて外を見ると、既に歩き始めた人の背中が見える。朝も早くからご苦労さん。
すっかり明るくなっている。今日は天気は大丈夫そうだ。
起きてからユックリbut簡単に準備をして不要の荷物を車に入れ、5:10出発!
8~9人が泊まっていたが、寝床を片づけたのは一番遅かった。
小屋から「下二股」までは登山靴で大丈夫、とのことだが、小屋のオヤジの昨日の助言で、山靴はリュックに入れて沢靴で歩くことにした。
山道を5分ほど歩くと林道に出た。これを5分ほど歩くと終点。少し広くなっていて、ここに旧・清岳荘があったらしい。ここから狭い山道に入る。
大していかないうちに最初の渡渉。登山靴だと厳しいけど沢靴だと楽勝。少し先に出た登山靴の人たちをアッサリ追い抜いて先に進む。水は少し多いようで水量は結構ある。渡渉を繰り返すが沢靴だと楽。スリルがあってとても楽しい。
一つ一つの滝や大きな渡渉で足を停めて写真を撮りながら登っていたら、後ろから地下足袋&髭面のオジサンが追いついてきた。この人に先に行ってもらって後を付いていく。こうすると渡渉の足の置き場が見えて、さらに楽。

6時「下二股」に到着。ここで6合目。一休み。
このオジサン、話を聞くと面白い。横須賀の人だそうだが昨年、サラリーマンを定年。以前から計画していた今回の旅は、2月に家を出てまずは沖縄に行き、各地を転々として今、ここにいるそうだ。それも原付バイクで。10月までには家に帰るそうだ。費用も、サラリーマン時代にコツコツと250万円貯めて、出発のときには家で待っている奥さんに海外旅行に行けるだけのお金を250万からあげて、10月に戻ったら奥さんがお姉さんと海外旅行に行くことになっているそうだ。素晴らしい。
あと、こちらの話として理想の職業が山小屋の管理人で、夢は定年後にどこかの山小屋でバイトすること、しかし年齢制限があるのが問題、などと話をすると、このオジサン、学生時代は登山部で、卒業してから就職するまで2年ほど南アの二股小屋などで働いていた、と。で、山小屋で雇ってもらうには調理師免許があると有利だよ、と助言してくれた。
オジサンが休んでいる間に先に出てさらに登る。ここからは沢が多く、きつくなる。時々滝の横を上がっていく。

7:10 「上二股」に着いた。沢は上に続いているが、横に入っていく道がある。ここで沢は切れる筈なので登山靴に履き替える。すぐに地下足袋オジサンと、もう一人朝青竜みたいな顔したオジサンが上がってきた。この二人は少し休んで、山道を奥に入って行った。
少しすると、さっき奥に入って行ったオジサン二人が戻ってきた。聞くと、新道への下山道に続いている、と。よく見ると、上流に続いている沢に頂上方面との標識が出ていた。今日は水が多くて、本来はここで水が消えているのがさらに上流から水が出ているようだ。
片足だけ脱いだ沢靴をまた履いて、リュックから出した山靴を仕舞って、7:30に改めて出発。ここで20分の休憩が取れた。
沢を奥に登っていくと、じきに水は消えて樹林帯から出た。この辺りは登りがかなり急。9合目の標識とともに、「胸突八丁」との表示。
7:50、さらに少し上がって、「馬の背」のすぐ下で荷を下ろす。今度こそ靴を履き替える。下りは新道を使うし、あとは沢はほとんどない筈。
ここで靴を換えて、買ってきたオニギリを二つ食って大休憩。遠くに広がる雲海と、その奥に僅かに頂上を見せる阿寒岳を眺めてご機嫌。ここで30分も休んでいたら、登山口にいた殆どの連中に追い越された。
8:20 最後の登りをスタート。「馬の背」はすぐだった。ここで休んでいた人たちを置いて、そのまま頂上に向かう。最後の登りは、これまたキツイ。
8:40 頂上に到着。

周りは雲だが、遠くに阿寒岳と羅臼が顔を出している。

風がゆるやかに吹いていて気持ちよい。穏やかな山頂。他の人たち、殆どの人は登山靴で旧コースを上がってきたようで、足元がグチャグチャ。でも皆さん嬉しそう。

8:50 下山開始。
地下足袋オジサンと一緒に降り始める。
9:20 「上二股」。そのまま通過して「熊見峠」へ向かう。こっちの新道、かなり急。水を避けて上がってくる人とポツポツ擦れ違うが、皆さん疲れ果てた顔。この道を登るのは大変だぁ。
9:55 「熊見峠」。ここでようやく荷を下ろして小休止。地下足袋オジサン、かなり身軽い。歩く速度自体はあんまり変わらないが、根を越えたり段差を降りるときにヒョイヒョイ降りていく。結果、かなり速い。
10:35 「下二股」。少し前から離れていた地下足袋オジサンに追いついた。一休み。
10:50 スタート。が、オジサンに付いて行くのはやめた。膝が痛くなってきたから。
11時過ぎ 太陽が出てきた。暑い。この辺も渡渉が少しあるが、山靴だから緊張しながら。沢靴とはかなり違う。
11:25 旧・清岳荘跡地から林道に出た。
11:35 清岳荘に帰着。
特に行きの沢登り、沢靴だと快適。とても楽しかった。
『寺島』という、この辺りで唯一の蕎麦屋でタヌキ蕎麦食って、道の駅「さっつる」に併設されているパパスランドで風呂に入る。風呂では一緒に登っていた人が二人ほどいて、出てくるときに擦れ違った年配の夫婦にも声をかけられた。
思ったより早く降りれたので、16:40のANAに乗るべく、釧路に急ぐ。
斜里岳1547m(その1) 神の子池~登山口到着
「神の子池」は、摩周湖と地下で繋がっていて、それ故に摩周湖は入る水も出る水もなくても水位が変わらないそうだ。青い澄んだ水の「神の子池」は以前はあまり知られていなかったが、最近は北海道のローカルテレビなどで紹介されるようになり観光客も増えてきたらしい。
行くなら今のうち、と思っての今回の行程。
道道150号を釧路方面から行って清里峠から緑に抜ける途中、左に入って山道を少し行ったところに池はあった。
大きめの駐車場に車を止めて、歩いて入るとすぐ。ほかに観光客が2,3組いた。
確かに綺麗な池。小さいが水が澄んでいて青く見える。オショロコマが数尾泳いでいるのが見える。


この水がいつまでも綺麗なことを願って、登山口に向かう。
登山口の「清岳荘」には15時過ぎに着いた。霧雨。他にはパジェロミニが1台。管理人の車か。
この小屋、以前はもっと上流にあったものが2005年に建て替えられたそうだ。道理で随分と綺麗な小屋だ。

小屋に入って宿泊の申し込みをする。管理人に予約した旨を伝えると、予約は入っていない、と。空きがあるから泊めてあげる、ということになったが、“予約受付の連絡が来ない”とか、寝具を借りるときにシュラフを持ってきていないと言うと“山小屋に充分な寝具があると思ったら大間違い”とか見下ろし視線でブツクサ言うのを聞き流してマット状の薄い敷布団と毛布1枚と枕を借りて、2階の板の間の指定されたスペースに寝床を確保する。結構、寒い。が、毛布の追加は1枚100円!、と見下ろし目線で言われたので不愉快だから我慢する。
気を取り直し、改めて受付に戻って、管理人のオヤジに状況を聞く。ここ数日は雨気味で、この日もダメ。今朝から山に入った人たちは皆さん諦めて、頂上まで行ったのは一人だけだったそうだ。沢の水が増えると危険だから薦めなかった、と。明日は少しは良いだろう、とのこと。沢沿いの旧コースと尾根沿いの新コースがあるようで、水があるなら新コースに行く積りだったが、沢靴を持ってきたことを話すと、持っているなら沢靴の方がいい、とのこと。
あとは暇だから炊事部屋のビデオで登山ガイドビデオを見る。斜里岳や幌尻岳もあって良い予習になった。
時々新たな宿泊者が入ってきて、暗くなるころには10人くらいになっていた。外の雨は強くなっている。
18時過ぎ、NHKのニュースを見てから晩飯の準備開始。来がけにコンビニで買ってきた野菜炒めとオシンコ。カップ麺を作って野菜炒めを入れ、オシンコを齧りながら啜ってオニギリをあと1個。
18:55のNHKの天気予報と19時のニュースを見て、20時前には就寝。
四阿山2354m
前日は17:50に立川を出た。青梅ICから圏央道に入って鶴ヶ島で関越に乗ったが、これは失敗。青梅ICまでが遠かった。立川から行くなら中央道で行ける場所にするべきだった。
それでも21時に東部湯の丸PAに着いて、買ってきた惣菜と弁当で連れと晩餐。ビールとワインで。飲み過ぎの食べ過ぎ。
朝は6時に起きたが、前日が寝不足だったので2度寝。7時になったら流石に車内が暑くなってきて起きた。トイレ行って準備をして8時に出発。
すぐの上田菅平ICで降りて、登山口の「あずまや高原ホテル」には50分ほどで着いた。高速代、休日割引を使ったから1450円!!!
歩き始めたのはちょうど9時。
しばらくは牧場の柵沿いに歩く。3ヶ所ほど、牛止めの柵を越える。馬栓棒のように鉄パイプが3本、H字鋼に横に渡してある。上の2本を外して跨いで越えて元に戻して先に進む。
根子岳側の放牧地は広々として誰もおらず景色が宜しい。反対側には牛が何十頭もいて草を食んでいる。ホルスタインやら黒牛やらいるけど、みな乳牛か。
里宮から山道に入っていく。
少し前に、四輪駆動2台がオジサンをフルに乗せて上がっていったが、その集団に途中で追いついた。聞くと、なんと、境界確認だと!こんなとこで。菅平牧場の人と、隣接地の所有者の財産組合の人だそうだ。土地を守るのも大変だ。
11時に8合目でリュックを下ろして小休止。
12時、頂上到着。直前は少し急で木の階段が辛かったが、おおかた簡単で登りやすい山だ。連れも余裕。オニギリで昼食にする。
天気は薄曇で登るにはちょうどいいが景色は少し残念。遠くにウッスラと峰々が見えるがぼやけている。すぐ前に浅間山がよく見える。靄のように見えるのは噴煙か。
12時半、下山開始。帰りはサクサク降りる。花が綺麗で時々足を止めて写真を撮る。
13:10に8合目を通過し、14:40、登山口に無事、帰着。
都合5時間40分。少し短めだが、今回は夏の山行に備えて縦走用の荷物で来た。16.5kg。その足慣らしとしては充分だった。
降りてきて、まずは蕎麦。『茶飯事』という店に入り「冷しキノコ蕎麦」730円と「温かいキノコたぬき蕎麦」780円を頼む。蕎麦も汁も旨かった。が、やはり山の帰りは暖かいたぬき蕎麦が最高!少し汁がしょっぱいな。
真田の町まで降りて真田温泉で風呂に入り、JAの即売所で野菜を買って帰路に着く。
瑞牆山2230m
山荘の奥の駐車場に着いたのは8時50分くらい。
9:30 歩き始める。天気は良いが涼しくて最高の登山日和。様々な鳥の声が聞こえて気分良し。
10:10 そこそこの斜面を登り続けて富士見平小屋に着いた。10分ほど一休みして先に進む。
この辺りから岩が増えてくる。今回は久々にストックを持たずに歩いたが、岩場を4つ足で歩行することが多かった。
12:05 頂上に着いた。下から見ると頂上は巨大な2本の岩が聳えていて、そこまで登れるか不安だったが、結構アッサリ着いた。が、やはり岩の上で隅のほうから見下ろすと足元が切れ落ちていて怖い。ここでオニギリ食って一休み。
天気は相変わらず良い。靄が全体に少しかかっていて遠くの山はあまり見えないが、目の前の金峰山が綺麗。頂上の五丈岩が良く見える。八ヶ岳の上のほうには雪が残っている。南アルプスは靄に包まれていて見えず、残念。
12:35 下山開始。相変わらず涼しくて気持ちいい。
14:10 富士見平小屋で小休止。
15:00 登山口の駐車場に帰着。
荷物は11kgくらい。もう少し背負えば良かったかな。ストックを使わず、夏のアルプスのトレーニングにはなったか。満足。岩が多いから冬場に来るのは厳しいかな。
今回は天気が丁度良く、快適な山だった。ボリュームは少し物足らないが、連れにはこれくらいが気持ちよく登れる程度。非常に宜しい。
恵那山2190m
朝は6時に起きた。昨日の昼飯の残りのバナナと缶コーヒーで朝飯を済まして簡単に準備をして道の駅を6:20に出発。荷物は水2リットル入れて11kgくらい。
7:10登山口着。ここから先は閉鎖されていて、車はここまでしか入れない。そこそこの駐車場になっていて、着いたときは3台停まっていた。駐車場の隅には簡易トイレがあった。ここに泊まれたな。
しかしここまでの道は狭くてかなりひどい山道。天気が荒れるとすぐに通行止めになるというのも納得。
7:40 身繕いをして歩き始める。ここから2kmほど、舗装された林道を歩く。
天気は良し。晴れているが涼しくて快適。途中で猿がこっちを見ている。
8:10 標識に従って、林道から河原のほうに入っていく。すぐに川を渡る丸太橋がある。数年前、ここで増水した時に無理して渡った人が流されたそうだ。ここは雨が降ったらすぐに水が増えそう。今日は綺麗な流れだが。
しばらくはそこそこの登りが続く。9時過ぎに登りが一段落して広場のような場所に出る。ここで一休み。相変わらず天気は良いが涼しくて、非常に気持ちがいい。
10:30 頂上?みたいなところに急に出た。神社と展望櫓があって、三角点も。ここが正式な頂上のようだが、少し離れて最高地点があるようだ。先に行ってみる。
すぐに立派な新しい避難小屋と離れて建っているさらに立派なトイレがあった。この避難小屋は綺麗で心地よさそう。あまり暑くない時期に来て数日滞在したい。本でも持ってこないと。
10:50 最高地点に着いた。ここいらには小さな神社というか、小さくて小奇麗な祠が5,6個ある。その一つがあって、そのすぐ後ろが最高地点。先ほども祠があったが、あっちは最高地点ではないが三角地点があるから、あっちが正式な頂上か。
避難小屋まで戻り、下山しようとして道を間違えた。広河原コースを上がってきたのに、黒井沢を降りようとしてしまった。おそらく、最初はこのコースを使おうとして計画を立てたから。途中で気がついて戻ったから良かったが20分はロスした。
11:20 三角点に戻る。展望台の下で長野から来たろいうオッサン二人がコーヒーを飲んでいる。そこに下から年配の夫婦が上がってきた。彼らは最初に会っていたようで再会を喜んで色々と途中の様子を報告し合っている。たまにこっちにも話が飛んでくる。この夫婦、聞いていたら広島から来ているそうで、1週間前に出発して、大峰山、大台ケ原、荒島岳を登ってきたそうだ。羨ましい!
彼らが盛り上がっているところを失礼して、先に降り始める。
12:50 登山口からすぐの丸太橋まで降りてきた。登るときにすれ違った、脳梗塞の後遺症のあるオジサンがいた。優しそうな人だ。余計な話はしないが応援する。
川で顔を洗ってから10分ほど立ち話をして、下山する。
13:25 駐車場に帰着。山から下りてきたらしい夫婦ものがビニール拡げて飯を食っていた。広島からの夫婦といい、羨ましい。
インターに向かう途中で温泉に入っていたら、脳梗塞のオジサンが入ってきた。地元の人だそうで、山登りは一昨年に富士山に行って、始めたそうだ。がんばれ、オジサン。
雨飾山(失敗)
東京辺りの外気温は25℃だった。群馬に入ったら26℃、長野では17~19℃で新潟に入ったら14℃。妙高は涼しくて宜しい。
PA内の比較的静かそうな場所に車を停め、持ってきた弁当を食って寝るとする。オニギリに餃子とパスタ、という奇妙な組み合わせ。食い終わってから寝床の準備をして22:50消灯。
朝、起きたら7時過ぎ。寝坊した。外に出ると残雪の妙高山が目の前に綺麗に見える。
軽く朝飯を食って7:20に妙高PAを出発。
8:40 登山口の雨飾温泉に着いた。高速は糸魚川で降りたが“1000円高速道路”の恩恵で高速代が2450円!本来の料金だと8500円くらい。これは凄い。内訳は首都高500円・外環350円・関越の練馬から1600円だった。1000円になるのは東松山から。
糸魚川ICから登山口までの後半は山道で、それもかなりひどかった。
登山口の雨飾温泉の小屋は翌週からの営業に向けて小屋開け準備をしている様子。周りの山には雪が残っている。近くでウグイスがないてキツツキが木を叩いている。
9:05 身支度をしてスタート。天気が良くて既に暑い。半袖シャツになって歩き始める。
しばらくは急な登りが続く。このルートは北斜面で残雪もあるが、融けている所も多く、アイゼンをつけると頻繁に着け外ししなくてはならず面倒。結果、アイゼンは履かずに登るが歩き辛い。
途中、雪の急斜面を横断しているとき、雪の重さでたわんでいる木の幹につかまっていたら急に幹が跳ねて右腕を上に強く引っ張られ、痛めていた肩に激痛。しばしうめき声を出して悶える。少し治まってきて、ふと気がついた。ピッケルを忘れた!この辺の雪斜面で難儀しているのに、上の方に行ってピッケルがないと困る。
コバエの集団に纏わりつかれる。中にはブヨもいたようで、後で見たら腕を何ヶ所か咬まれていて痛痒い。
体が非常に重く、キツイ。
10:50 たまらず小休止する。心が不健康なときは体調も悪くなるようだ。
この調子では、とてもじゃぁないがテッペンまで行けない。
11:10 撤退開始。コバエに追われ、逃げるように残雪と土の道を降りる。
12:10 登山口の駐車場に帰着。
帰りは途中まで下道を行く。時間があるのと、行きの高速代がかなり安く上がったから、帰りも節約して。148号線で松本に出て、「寸八」という携帯サイトで長野ナンバーワンのラーメン屋に寄ってからから中央高速に乗って帰る。甲府昭和ICで一度降りて、100kmビジネス割引を使って少し節約。
家に着いたのは22時半。今回は完敗。体調も悪かったようで、心身ともにダメでした。
期、捲土重来。
