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利尻(#2)利尻岳登頂1721m

0400起床。 
目が覚めたらまだ真っ暗。モタモタと身支度をする。夕べは晩中、ウトウトしていたような感じで今ひとつ目がスッキリしない。
0445 出発。サブザックに水を2.5リットル入れて、6~7kgくらいか。空は明るくなってきたが曇っている。湿気が多い。

0515 4合目。ここは「野鳥の森」だって。汗が出てきた。ひたすら潅木の中を歩く。
0540 5合目。ここで初めて、少しだけ景色があった。海の方が開いて、礼文島がハッキリと見える。その上に雲が漂っている。
たまに風が吹くと涼しいが、汗がダラダラ流れる。所々、道が抉れてしまっている。

0645 歩き始めて2時間。長官山のすぐ手前の第2展望台で休憩にする。オニギリ1個と魚肉ソーセージを喰う。かなり涼しくて歩くのには有り難いが、足を止めるとかなり寒い。0655出発。

0710 長官山に着いた。目の前に利尻岳がギュンと聳えている。頂上直下はかなり険しい。鋭角にそそり立ち、頂上手前の右側は崩れて切れ落ちている。素晴らしい眺めだ。
長官山から利尻岳

0720 避難小屋に着いた。決して立派ではないが、食って寝るには充分な小屋。いつか泊まって見たい。少し前から周りは這い松になっているが、時々、種の食われた松ボックリが落ちている。犯人は見当たらないが、利尻にもホシガラスがいるのか。

0750 9合目到着。ここからは勾配も急になり、かなり厳しくなるようだ。荷を降ろして水を飲み、最後の休憩。0800スタート。この辺りでは日が昇って気温が高くなり、寒かったのが涼しい程度になってきた。

途中、紫の花が2種。チシマギキョウとリシリブシ。時期的に花は殆ど終わっているが、利尻ならではの花を見れて少し嬉しい。
  ↓ リシリブシ。トリカブトの1種。
リシリブシ

0830 もうすぐ頂上か。ザレた急斜面がきつい。ほぼ曇りだが、雨がポツポツ落ちてきた。さらに少し登って頂上らしきものが見えた頃、辺りに中サイズの鳥が飛んでいるのに気がついた。しばらく見ていると、ホシガラス。北アルプスなんぞにいるのよりはひとまわり小さいが、モノトーンの姿は素敵だ。
ホシガラス@利尻岳

0845 頂上に到着!相変わらず雨がポツポツ落ちているが、景色はシッカリと見える。礼文島はもちろん、北海道の奥の方の山々が見える。右の奥は或いは大雪か。ここは風がキツイのでも有名らしいが、今日は殆ど風はない。極めて快適。頂上の周辺をアマツバメが数羽、飛び回っている。急角のブーメランような形で白いラインが入っている鳥がビュンビュン飛び交っていて、街にいるツバメよりも格好良し。
利尻岳頂上
アマツバメ
すぐ先には南峰、右前にローソク岩が聳えている。南峰はこの島で一番高いらしいが、崩れかけていて立ち入り禁止になっている。2mの差らしいが、北峰で満足。
南峰とローソク岩
頂上の祠にお参りをして、ひととおり山とアマツバメの写真を撮って、雨が強くならないうちに0900下山開始。

0940 9合目。雨が強くなり、シッカリと降ってきた。頂上の少し下からここに来るまでに、登ってくる人20人くらいと擦れ違った。夕べのテント場のロシアカップル、今朝の登り始めて追い抜いてきた人たちや後から来たらしい人も。中にはオッサンと少年に綺麗なロシアっぽい若い娘のトリオというよく判らないのもいる。皆さん、この雨の中で頂上手前を登るのは大変だな。

1000     避難小屋を通過、1012長官山。
1043 7合目。ガスが濃くなって来た。雨はずっと降っている。木陰で少し足を止めて、リュックの残りのメンチパンを半分、齧る。1053出発。雨脚はそんなには強くないので雨具は出さないで足を速める。

1110 少し明るくなってきた。
1147 4合目。
1205 甘露泉水に着いた。
甘露泉水の看板 甘露泉水
これ、日本の名水百選に入っている。行きに通ったときは"どぉ~せ、テント場の水と一緒だろう。"と思って気にも留めなかったが、今は違う。荷を降ろして飛びつくようにガブガブ飲んだ。名前の通り、甘く感じる。冷たくてとても旨い。顔もザブザブ洗って持っているボトルの水も全部入れ替えて、大満足。1220スタート。あと少し。

1225  北麓野営場に無事帰着。
雨は止んで薄曇。テントは少し濡れているが乾きつつある。夕方からは大雨の予報。明日の朝まで降るらしいが明日は飛行機で帰る日。脱出をしやすいように、撤収して下のテント場に移動することにする。ひとまずは水飲んで顔を洗って小休止。
1245 撤収開始。テントとベースシートはそんなに濡れてはいない。スムースに片付けて、1325撤退開始。靴はそのまま緩めずに歩く。管理棟のオバサンに下山届けを出してお礼を言って、出発。

1350 下のテント場「利尻ファミリーキャンプ場『ゆーに』」に到着。管理棟に行ったら誰もいない。管理人の携帯番号に電話したら、どこかで作業をしているらしい。ひとまず申し込み用紙に記入して机に上において、お金は後で払うことにして了解。
1440 炊事場の横に場所を確保してテント張って、本日のホテルを確保。時間が早いので、買い出しと風呂だ。まずは買い出し、下のセイコーマートまで歩く。晩から朝まで大雨のようだから、夜中のトイレと明日の脱出時のためにビニール傘も欲しい。

セイコーマートの買い物は、牛乳500cc、キュウリの漬物、納豆巻、激めん醤油豚骨魚介だし179円、カイワレ、長葱。これで1000円。加えてビニール傘と、今すぐ飲むポンジュース。激めんは、学生の時に道場の前の八百屋で120円だった。30年近く経っている割にはあんまり高くなっていない。人気がないのか。

1540 買い物から戻ったら管理人が戻っていた。管理棟に行って、まずはガスカートリッジのお礼を言って宿代500円を払う。カートリッジ、返すのは明日の朝飯が終わってから。少し話をしてから、改めて風呂に行く。

1740 晩飯の準備。葱を切って、激めんにカイワレと一緒に入れて、あとは納豆巻にキュウリ、持ってきた鰯のトマト煮缶。
湯を沸かしている間に携帯で天気予報を見ると「晩の9時くらいに降り出して大雨になるが、深夜過ぎから朝の6時くらいまでは小雨」になっている。少しはマシになってきた。
水をガボガボ飲んだら、トイレに行きたくなってきた。ここのキャンプ場は凄い。トイレがウォシュレット。

1820 飯の片づけを終えて荷物を少しまとめ、明日の朝飯を終えたらすぐに撤収できるようにしておく。20分ほどで作業は終了し、あとは寝るだけ。雨はポツポツと降っている。
じきに消灯、就寝。

0350 なんとなく目が覚めると、外が明るい。テントの入口を少し開けて隙間から覗いてみると、テント場のオレンジの照明灯が全部点いている。高速道路の照明みたいなヤツ。"ファミリー"キャンプ場だから仕方がないが、明るくて寝にくい。

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利尻(#1)北麓野営場到着

家⇒羽田AP0740⇒0915新千歳AP1230⇒1320利尻AP
 ⇒(バス)⇒診療所前停留所⇒(足)利尻北麓野営場

山に登るのが好きで登っているが、一応の目標として「百名山」というものを制覇しようとしている。その中には行き辛い山も幾つか、ある。
一つには、地域的に東京から遠く、行く機会も少ない九州・四国あたりの山々。でもこれらは京都に住んでいたときに全て潰した。一つだけ、四国の石鎚山、これは一番高い岩山のテッペンには行かなかったので再登する積り。
二つには、あまりに奥深い山々。南アルプス南部の聖、荒川周辺。或いは幌尻岳。
そして三つには、特に予定の決め辛いサラリーマンなどが行き辛い、飛行機を早めに予約しなくてはならない、利尻や屋久島。
その利尻に、エイヤッと行ってきた。

朝は5時に起きて、そのまま飯は食わずに5:20に出発、6時半過ぎに羽田APに着いた。過去に飛行機に乗る際のリュック預けで面倒だった時があるので時間に余裕を見て早めに出てきた。
リュックは19kg。山を登るだけならせいぜい16kgだが、テント場に荷物を置いてサブリュックで山に行くので、荷物は多め。でもプレミアム受付に行ったらアッサリに入れて、いきなり時間を余す。ラウンジに入って下のコンビニで買ったサンドイッチで朝飯。

飛行機は順調に離陸し、新千歳APには9時半前には着いた。
乗り継ぎに3時間近くあるので、まずは空港ビルの中を隅々まで徘徊。1Fのローソンで昼飯に弁当と、明日の朝昼飯、晩飯、明後日の朝昼飯に握り飯とメンチパンを買った。
やる事がなくなったところでANAのラウンジに行く。弁当を食って携帯に充電しながら、利尻の最後の予習。

飛行機はジェット機だった。有難い。昔、函館から丘珠に行く飛行機がプロペラで、大した時間ではないのに酔いそうになって以来、プロペラ機は勘弁。
ほぼ定刻で順調に利尻に向う。“間もなく着陸”アナウンスがあって、じきに島が見えてきた。頂上に若干の雲が着いているが、全体がよく見える。上のほうは崩れている所もあり、かなりの急登だ。天気は悪くなさそう。予報では明日の後半から崩れるようだが。
着陸直前の利尻岳

空港から街などへ行くのはバスだけ。それも島内巡回の路線バスが、飛行機の着く時間にだけ空港に寄るみたい。旅客がひととおり降りてくるのを待って、13時半過ぎにバスは空港を出た。
野営場に行く前にコンロのガスカートリッジを確保する必要があったので乗る前に運転手氏に聞いたところ、「ツルヤ」というホームセンターがバスの通り道にあって値段も安い、とのこと。が、そこから野営場まではかなり遠くなる。さらに聞くと、それならセイコーマートの奥にある「サニータウン」が良いだろうから、「診療所前」という停留所で降りろ、とのこと。帰りは温泉の停留所から乗るのがいいからと言って、念のためにと持っていた時刻表をくれた。とても親切でありがたい。

15分ほどでバスは「診療所前」に停まった。降りるとすぐ先にセイコーマートの看板がある。バスはそのまま右折して山のほうに上がっていった。
セイコーマートに行くと同じ敷地の奥に「サニータウン」があった。小さなホームセンターだ。中に入って少し探したがガスカートリッジを発見できず、店のレジのお姉さんに聞いたら“売り切れています”と。なんと。3日間、飯を食うなと? 気を取り直して、他に売っているところを聞いたら「ツルヤ」だと。う~ん。
仕方なく店を出て、今日泊まるのとは違う「ファミリーキャンプ場『ゆーに』」に電話をしてみた。ここでは家庭用のカートリッジボンベを売っているようなので、山用のカートリッジもあるかもしれない。
電話したら管理人のオジサンが出て、話をしたところ山用カートリッジは売っていないみたい。ガッカリ。が、オジサンが言うには“他の人が置いて行った使いかけならある”と。それを譲ってくれるように頼んで一安心。

セイコーマートの少し先を右に曲がって緩い坂道を上がっていく。
14:15「ゆーに」に着いた。中に入って管理棟に入るとオジサンがカートリッジを3つほど持って出てきた。EPI-GUSとPRUMUSのを渡されて“緑の缶(EPI)にたくさん入っているけど、万が一なくなったらこっちの黄色いの(PRIMUS)も使え。どっちも前に来た人が誰かに使ってもらってくれって置いて行った。”と。感謝してお金を出そうとしたら“人の好意だから金なんか貰えん”と。本当に有難い。深く感謝。
14:20「ゆーに」を出て、坂道をさらにひたすら上がっていく。

14:50「利尻北麓野営場」に到着。炊事場やトイレ棟があって、小綺麗で快適。小さなコテージもある。入口の管理棟でチェックイン。テントは300円。
先客は手前の天場に3張。その奥の小高い所を自分の天場として確保し、早速テントを出して今宵の宿を設置。30分ほどで一通りの作業が終わって一休み。
利尻北麓野営場

17:30 しばらくボーッとしたり時々周りをウロウロとしたりしていたが、ついに暇に耐えかねて、晩飯の支度を始める。晩飯は下のセイコーマートで買ってきたメンチカツ、おにぎり、白菜の漬物、カップの舞茸玉葱天麩羅蕎麦。
17:55 喰い終えて片付けも済み、することはなくなってしまった。その辺でキツツキが木を叩いている。
18:30 寝る準備が完了。かなりノンビリ。時間はいくらでもある。空にはウッスラ雲がかかっているが、晴れ。星が綺麗だろうな。

19:30     眠れない。少し前に入ってきて奥にテントを張ったロシア語らしい言語の若いカップルが普通の声で話しているのがうるさい。
どうにかウトウトしていたら、今度はバイクの音で目が覚めた。テントから顔を出してみると、道の向こう側のテント場までバイクが上がってきて止まった。荷物を出してテントを張り始めた。バイクは下に置いて来い!!

じきに眠ったと思う。20時までは覚えている。が、眠りが浅かったようで時々小さな音で意識が戻る。気が付くと周りは静かになっていた。

追伸~月山で見た花々

  ウラジロヨウラク                       アザミ
ウラジロヨウラク azami

  ウサギギク                         シラネニンジン
usagigiku shiraneninjin

  ミヤマキンポウゲ                     ヨツバシオガマ
miyamakinnpouge yotsubashinogama

  アカモノ                            チングルマ
akamono chinnguruma

  アオノツガザクラ                      ハクサンチドリ
aonotsugazakura hakusanchidori

  ハクサンフウロ                      ミヤマキンポウゲ
hakusannfuuro miyamakinnpouge

  ミヤマカラマツ                       スミレサイシン
miyamakaramatsu sumiresaishinn

  ウスユキソウ(エーデルワイス)               キバナノコマノツメ
usuyukisou kibananokomanotsume

  ハクサンイチゲ                     ヤマガラシ
hakusannichige yamagarashi

  シラネアオイ                       ミズバショウ
 shiraneaoi mizubasyou

 

  ゾウムシ
zoumushi

月山

昨日の鳥海山に続いて、月山。
今日は昨日よりも行程が短く楽なので、背負う分を増やした。荷物は15kg、うち水は2リットルに加えてスポーツドリンク500ccを入れた。

鳥海山が結構キツかったので朝は起きられないかも、そしたら月山は断念、と思っていたが05:40に目覚ましより早く起きてしまった。天気も夕べの午前10%午後50%から午前10%午後30%になっていた。行け、ということか。

07:02鶴岡発のバスに乗る。これで羽黒山山頂まで行って、月山8合目行きのバスに乗り換える。
07:50羽黒山山頂に着いた。リュックを背負って降りようとしたら、このバスがそのまま月山に行くから、荷物は置いたままで神社のお参りだけして来い、と言う。月山行きの(この)バスは08:05に出発。勧めに従い、急いで羽黒山神社にお参り。非常に大きな社殿で、まわりの杉の巨木と相まって迫力がある。
羽黒山神社 羽黒山神社を見上げて
小走りで戻ってトイレに行きバスに乗ったら、すぐに出発。

終点の月山8合目には、9時ちょうどに着いた。
下は晴れていたが、ここは濃いガスが立ち込めている。トイレに行き身支度をして出発の準備。

9:25 スタート。今日もガスが濃い。風もあって少し寒い。天気予報は、曇りのち雨。

8合目の登山口から山に入ると、緩やかな湿地帯で尾瀬のよう。色々な花が咲いている散策道になっている。湿原の縁でちょっとだけ急なところを上がって山道になるが、それでも穏やかでハイキングにちょうどいい感じ。

10時過ぎ おかしい。晴れてきた。天気予報は雨だったのに。

「畳石」を過ぎた10時半頃、日差しが強くなってきたので足を止めて小休止。日焼け止めを塗る。

10:55 佛生池小屋に到着。池の前に御地蔵さんが並んでいて、その前で風車が回っている。プチ恐山状態。
登りの雪渓 佛生池
写真ばかり撮っている割には、まぁまぁのペースで来ている。雲が出てきた。

佛生池小屋を過ぎると、斜面に勾配が出てきた。ようやく、ハイキングから登山になってきた。天気は良い。
佛生池から頂上方面を見て

途中、急な岩道を登る脇に小さな祠があって、「行者返し」という看板が出ている。鳥海山も同様だが、この辺りの山は基本的に岩で出来ている。九州の山も岩石だらけで何が違うのか上手く言えないが、要するに、東北の山は楽しい。

  ↓ 月山の頂上と、左に最後の雪渓が伸びている。
頂上と手前の雪渓

12:00 月山の頂上に着いた。頂上一帯は神社になっていて、最高地点はその中にある。
神社入り口 神社の中の受付
中に入るには、受付で500円出してお祓いを受ける。小さな紙の人型を持ってお祓いをされて、その紙で体中を撫でて横の水に流す。最後に、紙のお札のような小さなお守りを貰っておしまい。写真撮影禁止も含め、湯殿山と基本的には同じ。違うのは、湯殿山は大勢が一度にお祓いを受ける。ここは山の上、ここは一人で清めてもらった。

神社の中に入るときは晴れていたが、10分後に出てきたときには周りはかなり濃いガスに覆われていた。入口で写真を撮ってから姥沢方面に少し下り、頂上小屋を過ぎたところで小休止。風も出て寒くなってきた。

荷物を降ろして岩に座り、ANAのラウンジに置いてあるミックスナッツのおつまみとソイジョイで軽い昼飯にする。

実は、朝、鶴岡の駅コンビニでオニギリを買ってきた。昔は地方のコンビニにはローカルメニューがあって楽しかったが、最近は全国一律になってきてつまらなかったところ。ここで久しぶりにローカルメニューを発見!鶴岡の郷土料理で「弁慶めし」というらしいが、シッカリ握ったオニギリに味噌を塗って青菜の漬物で包んだもの。これと、味噌を塗っただけのオニギリを2ヶずつ買って、2ヶは昼飯にして残りを土産にしようと考えたが、旨そうなので全部、土産にすることにした。で、昼飯はミックスナッツとソイジョイになった次第。

姥沢方面から、自衛隊が10人ずつくらいの5,6グループが上がってきた。訓練みたい。
仕事でこんな訓練なんて、羨ましい。

12:30 下山開始。

頂上からの下りは相変わらず岩だらけ。登ってきた道よりも急勾配が多い。

13:00 牛首の分岐を通過。大きな雪渓を数回渡る。ガスは出ているがあまり濃くはなく、コースにロープも張ってあるから迷うことはない。
下りも雪渓が続く。 雪渓に誘導ロープ

途中、雪原を渡ったところに分岐があり、右へ行くと月山スキー場のリフトで降りれるようだが、時間も充分あるので迷わず左へ進む。ここからあとは雪渓もなく、中斜面の下り道。これをトントン降りていく。

14:05 今回の終点、姥沢小屋に到着。小屋の横の蛇口で顔を洗い、バス停にユックリ向かう。
この辺り、かの夏スキーのコースらしい。少し奥の上方に大きな雪渓が見える。

バス停に着いたのは14:10。人がポツポツいるが、見ているとスキーを片付けている。まだ滑れるのか。

次のバスは15:20。かなりのカンカン照りで、日差しを遮るところのないバス停で待つのは辛い。

すぐ下にトイレがあって、ひとまず荷物をバス停に置いたまま用足しに行った。トイレの中にはスキー客用の更衣室がある。これはラッキー。バス停の荷物を持って更衣室に戻り、着替えることにした。トイレの外の、靴を洗う蛇口で体を拭いて、かなりすっきり。嬉しい。チンタラそんなことをしていたら、じきにバスの時間になった。

姥沢からのバスはオンボロで、山道をかなり飛ばす。インドのデリーからアーグラ観光でチャーターしたハイヤーを思い出す。あんなひどくはないが。

途中、銘水館での乗り換えを運転手に聴いたら、彼の持っている情報と違うらしい。そんなバスはない、と言う。

銘水館は「にしかわ」という道の駅だった。着いてバス停の時刻表を見たら、間違いない。振り向いたらオンボロバスの運転手、待っていてくれた。指で「○」をつくったら安心して道の駅から出ていった。

しかし時間になってもバスが来る気配がない。と思っていたら、立っているバス停のすぐ横に管理道路みたいのがあって、そのから急にバスが出てきた。

銘水館から山形行きのバスは非常に快適だった。あまり揺れないしクーラーが効いている。乗った時は貸し切り状態で座席を2つ占拠してノンビリ。途中で運転手殿に混まないか訊いたら、このバスは最後まで混まないんだそうだ。確かにそうだった。
〆がノンビリで満足。天気も予報と異なって宜しかったし、本当に日頃の行ないが良いようだ。

山形に着いて駅から歩いて10分くらいのところにある蕎麦を喰うつもりだったが、終えて満足してしまうと、あとは帰るのみ。結果、新幹線の改札を入ったところで立ち食いを喰って、今回の山行は終了。これで66山/100名山。

※ 歩いたのは9:25⇒14:05の4時間40分。

追伸~鳥海山で見た花々

  タニウツギ                 チングルマ
タニウツギ チングルマ

 ニッコウキスゲ                ヨツバシオガマ
ニッコウキスゲ ヨツバシオガマ

 コバイケイソウ                イワベンケイ
コバイケイソウ イワベンケイ

 マイズルソウ                 コケモモ
マイズルソウ コケモモ

 ミヤマカラマツ                ミネザクラ
ミヤマカラマツ ミネザクラ

 ミヤマキンポウゲ              シラネニンジン
ミヤマキンポウゲ シラネニンジン

 ミヤマキンバイ                イワギキョウ
ミヤマキンバイ イワギキョウ

 チョウカイフスマ               ベニバナイチゴ
チョウカイフスマ ベニベナイチゴ

 イワカガミ                   ハクサンチドリ
イワカガミ ハクサンチドリ

鳥海山 2236m

ちょうど3年前に登りに来て、台風で途中撤退した山。今回は盛岡の帰りに行くことにした。
行程としては、日曜の晩に盛岡から秋田経由で象潟に行って泊まり、月曜に鳥海山に登って、出来れば象潟で岩ガキを喰ってから鶴岡に移動、泊。火曜日は月山に登って山形に下りて、蕎麦を食ってから東京に戻る。この辺りの岩ガキは旨いらしいが、7・8月しか喰えない。
リュックは鶴岡から家に送るまでは持って歩くこと、天気が崩れそうなこと、から思案して、当初より減らして14kg。うち、水は2リットル。

先週の金曜日は休みを取って午前中に東京駅を出て盛岡に向かう。リュックは背負って仕事の荷物はゴロゴロ引っ張る。昨夜(日曜日)の夕方、盛岡発18:24の秋田行き新幹線「こまち25号」に乗って秋田駅で乗り換え、象潟に着いたのは21:32。何にもない小さな駅を降りて、線路沿いに歩いてすぐの踏み切りの際に、宿があった。線路の明かり以外、周囲は真っ暗。宿はかなりボロ。

事前に調べたら、象潟駅周辺にはコンビニがない。盛岡で今日の晩飯と明日の朝飯、昼飯の分として、カップ麺2ケ・おにぎり2ケ・コロッケパン1ケを調達してきた。水は重いので、宿にもなかったら水道水と覚悟したが、宿に給水機があってセーフ。
部屋には魔法瓶に入ったお湯。盛岡で買ってきたカップ麺を作ったら、ぬるくて緩くなってしまった。1階にある温泉らしい大風呂に入ってから、荷物整理をしながらぬるいカップ麺とおにぎりを缶ビールのロング缶2本で流し込んで、寝る準備ができたのは23時過ぎ。でも疲れているせいか、中々眠くならず。
テレビをなんとなく付けていて、24時近くなってようやく眠くなってきた。

朝は6時に起きた。魔法瓶の湯が冷めたので下に貰いに行ったら新しいポットをくれた。部屋に帰って朝飯のカップ麺に注いだら、もっとぬるかった。

鳥海山の登山口は幾つかあるが、今回は鉾立から登る。一番メジャーな登り口。来週からはバスがあるが、今週はレンタカーを使うしかない。事前に調べたら、1軒だけ「JSレンタカー」というのがあって、ここに車を頼んだ。
これ、象潟で唯一のレンタカー屋。ネット地図の電話帳で調べたのだが、事前に予約の電話をしたら「なんとか修理工場」に繋がった。レンタカーを借りたい旨の話をすると、"夕方に掛けなおしてくれ。"と。要は、同じ電話番号にレンタカー屋と修理工場があるらしい。と言うか、電話に出た奴がレンタカーのことを判らないだけか。
夕方かけた電話には穏やかそうなおじさんが出た。でもレンタカーはないらしい。話をしていると、要するに仁賀保のトヨタレンタから車を借りて、又貸ししてくれるみたい。最終的には朝7時にヴィッツを用意してくれることになって、助かった。12時間くらい(?)で6300円。因みに、トヨタレンタに直接頼むと値段は変わらないが、朝は8時から。場所的にも不便。ラッキーした。日ごろの行ないか。

宿を6:50に出て、地図を見ながら「JSレンタカー」を探して歩き、丁度10分で「高尾自動車」という看板を見つけた。中にいたオジサンに声を掛けると、ここが「JSレンタカー」だそうだ。お金を払って車を借りた。17時くらいに戻ると話したら、"もし人がいなかったら鍵をつけたまま車は置いていってくれ"と。
カーナビの設定をして荷物を取りに宿に戻り、7時半にいよいよ象潟を出発。

鉾立には8時ちょうどに着いた。ガスが濃くて景色は全くない。少し寒い。
身支度をしてトイレに行き、濃いガスの中を8:15、スタート。風が少し強いかな。

前回お世話になった「TDK小屋」の前を通って暫くは整備された散策道を歩き、じきに山道になる。上の方には所々に雪が残っている。
8:50 最初の雪渓。ガスの中でも歩いていると暑い。鶯がよく鳴いている。
「賽の河原」を過ぎて、雪渓の急斜面に入ってしまった。ガスが濃くて周りは何も見えない。真っ白の世界。途中で6爪の軽アイゼンをつける。この斜面なら、フルアイゼンでも良かった。
ガスと雪とで真っ白な中を20分ほど彷徨い歩いて、9:30頃、石の敷かれた道に出た。

途中で御浜小屋と鳥海湖とに分かれる道を鳥海湖方面に進んだら、また雪渓。斜面をトラバースするように暫く歩いたが、真っ白な世界は変わらず、流石にやばいと思って引き返す。
改めて御浜に向かい、10:30どうにか小屋に到着。
  ↓ 雪渓とガスで真っ白。何も見えない。    ↓ ガスの中の御浜小屋。
迷った雪渓 御浜小屋
トイレを借りて小休止。10:40スタート。

相変わらずガスは濃く、風も強くなってきた。雨が降っているわけではないがガスでリュックと体が濡れる。体が冷えてきたので足を止めて、ザックにカバーを付け、雨合羽を上だけ着て、さらに先へ。

山はこの時期、花の時期。それにしてもこの山は沢山の高山植物がある。綺麗な花が所々で咲いている。道に迷うだけでなく、花の写真を撮るために立ち止まることが多くて非常に遅いペース。

11:30 「七五三掛」から岩場の分岐を御室方面に少し上がったところで小休止。雨は降っていない。目の前に、コケモモと舞鶴草が群生している。

12:40 擦れ違った人から"それが最後"と聞いた雪渓を通過した。少し前まで雨が降っていたが、今は晴れている。雪が眩しい。サングラスを持ってこなかったが、夏山でも雪渓の残るときは必要だ。

12:50 御室に着いた。大物忌神社にお参りだけして、先へ。
 ↓ 大物忌神社。奥に頂上。          ↓ 頂上への岩場。登って降りて登る。
大物忌神社。 頂上手前の岩登り。
御室から先は岩登り。結構急で、怖く、しんどい。晴れてきた。

岩場を登ってもうすぐ終点、と思いきや、目の前の巨岩の間の隙間を今度は降りていく。折角登ったのに・・・・。
岩の隙間の急な下りのあとは、やはり急な登り。

13:20 頂上に到着。頂上も巨岩の隙間。
鳥海山の頂上。
これ、日曜日などは人が多かったらかなり危険。平日に来て良かった。巨岩の急登だから濡れているときはもちろん怖いが、ガスで視界がないときも怖いと思う。

日頃の行ないが宜しく、晴れていて助かった。と思っていたら、急にガスが出てきた。山の天気は忙しい。ひとまず御室まで降りよう。
途中まで戻って、行きとは違う東回りのルートがあったからそちらに足を進める。来た道より岩が小さくて歩きやすい、と思ったら、こんなところに来てまで雪渓。短いが急斜面のトラバース、少し怖い。

13:50 御室に戻ってきた。盛岡で買ってきたオニギリで休憩。ここに来るまでに2度も道を失い、当初予定より90分も遅れてしまった。後半は頑張らないと。
14:10 下山開始。地図で見ると3時間半の行程だが、頑張って3時間は切りたい。
登っているときはガスが濃くて何にも見えなかったが、下りでは非常によい天気になった。景色が非常に良く、雪渓も広く見渡せる。時々振り返ると、先ほど登った鳥海山が秀麗な姿を見せている。歩きながら、何度も振り返る。
降りる途中で振り返って。

御浜の手前、御田原で鳥海湖への分岐があって行こうかと考えたが、登って来た時の様子から道が雪で潰れているだろうと思ってやめた。しかし御浜近くになって鳥海湖が見えるようになると、湖の向こう側に道がクッキリと見える。ガスがなければ問題なかったみたい。


調子よくスタスタ歩いていたが、16時過ぎ、御浜小屋を過ぎて少し歩いたことろでふとGPSを見ると、御浜から賽の河原への真西へ向かう道ではなく、少し南へ向かう長浜道を歩いている。これ、登りで間違って来てしまった道。御浜小屋から賽の河原へ向かうには、小屋の表側(北側)から入っていくが、裏側(南側)を通ってそのまま来てしまったみたい。また同じような失敗を犯した。
その代わり、と言っては何だが、登りの際に間違えたルートを確認することが出来た。
まず、往きに鳥海湖へ行こうとして雪渓に入り込んだが、ここは途中までの木道が雪で潰されている先を白い世界をほぼ真っ直ぐに歩いていったが、ガスが抜けて視界が広がると何てことない、道の途絶えたすぐ下方正面に、また木道が顔を出している。少しだけ視界があったら迷うことはなかった。
 ↓ 月山湖。向こう側に道が付いている。   ↓ 登りで迷った雪渓。左上に行っちゃった。
月山湖 登りで迷った雪渓
そしてもう1ヶ所。賽の河原から雪の急斜面に入ってしまったが、今、ガスが抜けた状態で見ると非常に簡単で、雪渓と草木の境目に沿って歩けば全く問題なかったものを、そのまま真っすぐ、急勾配の雪面に突っ込んでいっただけだった。
ここに限らず、ガスがなければ子供でも判るこんな途が、一旦ガスが出ると"プチ・ホワイト"状態になってどちらに行けばよいのか、全く判らなくなる。対策として、もっとGPSナビを小まめに見るべきだった。

1730鉾立に帰着。
まずはスポーツドリンクを買って水で薄めてガボガボ飲む。落ち着いたら荷物の整理。靴を脱いでサンダルに履き替え、靴はリュックに仕舞う。他の荷物もまとめ、車を返したらそのまま歩けるように支度する。

1750に鉾立を出て象潟に帰ってガソリンを入れて車屋に持っていったのは1840。車屋のオヤジには17時くらいに帰る、と言ってきたがトンでもなかった。車屋にはもう誰もいないので、オヤジに言われたとおり、キーをつけたまま置いてきた。

象潟では、どうしても牡蠣を食いたかった。が、事前に調べてきた「海香里(アカリ)」は下りてくる途中で電話したら休みみたい。何年来だか判らんが念願だったから残念。

他を探そうかとも考えたが、現在18:45、次の18:56発の電車を逃すと、その後は19:58。鶴岡に着くのは21時半になってしまう。翌日は月山行きのバスが鶴岡発6時と7時。荷物の入れ替えをして不用品を宅急便で出すことを考えると、チョットきついか。仕方なく象潟の牡蠣を諦めて、鶴岡に向かうことにした。象潟駅に急いで向かって18:56の酒田行きに乗れた。

酒田で乗り換えて鶴岡には20:17に着いた。

ホテルに入って、まずはシャワーを浴び、大まかな荷物整理をして、外を食いに出る。駅のコンビニが20:15で閉まった後は近くにコンビニはない。宿のフロントで聞いたら、すぐ裏にスーパーがあるらしい。そこではオニギリは売り切れだったので水だけ買って、その足で宿のすぐ裏の居酒屋「せいご」で晩飯を食う。ここには牡蠣があった!満足。

本日の行程は、8:15スタートで17:30ゴール。9時間15分。が、道迷いで1時間15分くらいはロスしたか。

早池峰1,917m

天気予報だと9時くらいから昼過ぎまで雨。昨日は盛岡で昼頃に豪雨&落雷があったこともあり迷ったが、中々来れない所なので決行。
その代わり、荷物を14.5kgに減らす。テントのポールと食器類を出した。
7:20にホテルを出て盛岡駅前のレンタカー屋へ。車を借りて7:40に出発。

登山口の河原坊の駐車場に着いたのは9時過ぎ。盛岡から53kmを1時間半弱だった。
トイレに行って身支度をして、9時半に歩き始める。山の上の方はガスに覆われている。ポツポツと雨が顔に当たる。
登山道は沢沿いで、時々沢を登ったり渡渉したり。大岩がゴロゴロしていて中々歩きにくい。

明るくなって陽が照ってきた。強い日差し。駐車場で日焼け止めを塗っておいて正解。
汗がダラダラ流れる。
先を見上げると頂上の手前はかなり急な岩場。左奥の方には雪渓が残っている。
頭垢離の少し手前から上部
 ↑ 頭垢離の少し手前から上部を見上げて。

ガスが出てきた。風も強く、涼しい。
この山のこの季節、花が良いらしい。途中、ポツポツと色々な花が咲いている。
ミヤマオダマキ
 ↑ ミヤマオダマキ。今日の早池峰で一番綺麗だった花。

斜面がキツクなり巨大な岩の写真を撮りながら登っていく。登るほどに更に急になる。
12:00頂上に着いた。ガスで景色はない。
早池峰の頂上
 ↑ 早池峰の頂上。
リュックを背負ったまま一通り写真を撮って小田越ルートに向かう。少し降りると湿地帯があり、木道の周りに雪が残っている。その真ん中でリュックを降ろして5分ほど小休止。

12:15下山開始。ガスはしっかり出ているが雨は持ちそう。雷の気配もない。
下りも岩だらけだが斜面が緩やかでかなり楽だ。でも膝が痛くなってきた。トレーニング不足。

下りの道にも所々、花が咲いている。その中に、発見。
この山の花で一番有名で、見る価値のあるらしいのは「ハヤチネウスユキソウ」。かの「エーデルワイス」は和名「ウスユキソウ」だそうだが、それよりも「ハヤチネ~」の方が美しいらしい。しかしながら、見るには少し早かったようで、様々な花が咲いている中、それらしいものはここまで見られなかった。
それが、かなり下って、諦めて降りることに専念していたとき、それまでと違う形の、咲きかけの花があった。この写真を撮って、帰ってから調べてみると、やはり「ハヤチネウスユキソウ」だった。まだ咲きかけだが、ラッキー。嬉しい。
ハヤチネウスユキソウ
 ↑ 咲きかけの「ハヤチネウスユキソウ」
段々と風が強くガスが濃くなってきていたが、「ハヤチネウスユキソウ」を過ぎた13時過ぎ、ついに雨が強めに降ってきた。仕方なくリュックにカバーをつけて帽子を被る。
少ししたら雨は止んだ。

13:45小田越の登山口に着いた。ここから車道2kmを歩く。
14:10河原坊の駐車場に帰着。

天気はそこそこだったが、事前の予報から見るとかなり良かったから“日頃の行ない”として満足。
山は、微妙。東西に延びる稜線があるのに南側から脇腹を這い上がるように登って降りて来た。交通も不便。
いつか機会があれば、公共交通機関で稜線を伝って縦走してみたい。

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